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リュウガ ワガテキヲ クラウ!

おまわりさん、この人です。

参考リンク:「リュウガワガテキヲクラウ!」と叫び弓矢を発射 米で男逮捕

オーバーウォッチの簡単な概要

さて、まず最初に、オーバーウォッチがどんなゲームなのかおさらいだ。すでに知っている人も多いと思う。その場合は、評価の部分まで読み飛ばして構わないぞ。

チーム対戦型FPS

6人ずつのチームに分かれて戦うFPSだ。CPUと戦えるモードもあるが、あくまで練習用としておまけで用意されているだけで、メインは人同士のバトルになるぞ。

コールオブデューティみたいな感じ?

ルールに関しては、CoDのチームデスマッチやドミネーションのようなものだと思ってもらえばいい。Codとゲーム性は全く異なるが、詳細は後述しよう。

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▲ルールは複数あるが、どれも6人ずつのチーム対戦で、個人競技のモードはない。

総勢21人のキャラを使い分け、仲間と連携して戦う

さて、オーバーウォッチ最大の特徴とも言えるのが、多彩なキャラを使い分けて仲間と戦う協力要素だ。

まあ、チーム戦なんだからそうなるよね。あっちに敵がいるとか、そこの角を見張れとかはCoDにもあったし。

ノンノン。オーバーウォッチはそれに留まらない。キャラ毎にロール(役割)が割り振られており、チーム内でロールバランスを取って戦う必要がある。ジャンルこそFPSだが、ゲーム性はMMORPGなどに見られる、役割分担が肝の戦闘に似ている。

へー、役割が異なるキャラを皆で使い分けるのね。どんなロールがあるの?

オフェンス

Overwatch: Beta_20160504094549
火力担当。攻撃力が高めで、敵を倒し頭数を減らす重要な役割を持つ。
体力が全ロールの中でもかなり低めで、味方のサポートなしに突っ込むとあっけなく死んでしまう。
だが、自身が周りをサポートできることは少ないので、味方にサポートを任せてガンガン撃てる点では初心者向け。

ディフェンス

Overwatch: Beta_20160504094555
足止め担当。罠やタレットを設置し、敵の侵攻を妨害する役目を担う。
設置系の他にも、狙撃や凍結など、状況次第ではオフェンスに引けをとらない火力を狙えるのも魅力。
攻めてくる相手を迎撃するときに真価を発揮するので、こちらから攻め込むルールの時は若干苦戦する。

タンク

Overwatch: Beta_20160504094633
引きつけ担当。高い耐久力でチームの盾となる。
バリアを展開できるキャラもおり、体力の低いキャラを保護しながらラインを上げていくのに必要不可欠な要員。
自身の攻撃力や機動力は低めなキャラが多い。

サポート

Overwatch: Beta_20160504094746
補助担当。味方HPの回復や、エンハンス系のスキルを持つ。
サポート効果はキャラによって様々で、テレポーターを設置してリスポーンからの戦線復帰を早めるキャラもいる。
エイムができなくても貢献できるジョブだが、打たれ弱い上にその厄介なサポート能力のせいで敵から狙われやすいため、チームワークが一段と問われる。

と、こんな感じで4つのロールでチームを構成して戦う。

タンクがバリアを張り、ディフェンスが足止めをし、それらを利用してオフェンスが攻め込み、負傷した仲間をサポートが支援……と、いかに連携を取って戦えるかが重要なゲームになっている。

どんなにエイムが上手い一匹狼でも、連携を取ったチームの前にはなすすべもない。反射神経と正確な狙撃ばかりがものを言うFPSとは一線を画したゲームだ。

評価・感想

良かったところ

Amazonの感想はこちら

上記のゲーム紹介ですでに書いてしまったのだが、エイムが下手でも活躍の機会が用意されているということだ。

凍結を駆使して戦うメイを使って5連続キルを達成した動画だが、立ち回りもエイムも散々な俺でも、やり方次第でここまでいけることが分かる。買った初日でこれだ。

突進してくる相手を氷の壁で防いだり、自分が凍らせてる間に味方が倒してくれたり。キャラの個性を生かし、仲間と戦えると、とても楽しいぞ。

なるほど。でも、自分が凍らせても他の味方に倒されたら、横取りになっちゃうんじゃ……。

心配ない。カス当てでもいいから敵になにか攻撃を当てていれば、他の味方が倒しても自分も功績にカウントされる。つまり、3人で攻撃して1人を倒した場合、こちらは3人分に1キルがカウントされて3キルになっているわけだ。

通常、この手のFPSはゼロサムゲーム(損得がプラマイ0、FPSの場合は敵味方全体でキルとデスの総数が同じ)だよな。無双する奴がいれば、その分だけ死にまくる奴が必ず生まれる。

だが、オーバーウォッチでは少しでも貢献していればキル扱いになるので(トラップの発動や凍結、数発当てただけでも対象)、デス数に対してキル数がとても多く表示されるようになっている。


▲自分が転落死した後に、6人連続キル!と表示されている。恐らく、こちらにフリーズを投げてきたメイを、他の味方が倒したのだろう。D.VAの攻撃は散弾するため、相手に当てること自体はそう難しくない。

加えて、キル数を競い合うモードが存在しない上に、自分のキルデス数しか確認できないため、誰が足を引っ張っているのかチーム内で視認が難しく、ここも下手っぴが臆することなく気軽に戦える雰囲気に貢献している。

確かに、上手い人ほどどんどん活躍していくCoDみたいなのとは対照的だね。

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▲こちらがリザルト画面。黒塗りしてあるのはプレイヤーID。上下に敵と味方のメンバーが表示され、中央は、その試合で最も活躍した上位4名が敵味方問わず選出される。18キルしたものの何回死んだのかは分からないし、キル数が少なくても、相手のダメージをバリアで多く防げば評価されたりする。他にも、味方を回復した量や凍らせた敵の数など、様々な選出方法がある。

キルストリーク(連続で殺すと強力なアイテムが使える、CoDでお馴染みのシステム)みたいな、上手い奴がさらに突き放していく要素もないしな。活躍のチャンスは多くの人に用意されている。キャラ毎に差はあるが、Ultimate(必殺技)の発動に必要なゲージが溜まりやすいのも特徴だ。

あー、頑張ってゲージを溜めてやっと発動したはいいものの、直後に殺されて無駄にしちゃうやつね……

それも、キャラによっては、発動直後に死ぬとゲージが少ししか減らない救済があるぞ。

このように、全く萎えないとは言わないが、下手でもそこまで萎えない作りが徹底されているゲームだ。

悪いところ

さて、いいところばかりではないので、悪いところも挙げていこう。

歯に衣着せぬ評価をお願いね。

まず最初に、チームワーク次第で勝てると言ったが、それゆえにチームワーク次第で負ける。自分が賢く立ち回っても、味方が好き勝手に動いていたら勝利は遠のくだろう。

このゲームは、役割分担が勝因の半分以上を占めると言っても過言ではない。そのため、現在の状況を的確に捉え、足りない役目はなんなのかを常に考えて動く必要が出てくる。

「俺は私は◯◯使いなので、どんな時でもこのキャラ一筋です」では、勝てないとまでは言わないが苦しい戦いを強いられるし、味方に迷惑をかける時もある。リスポーン地点なら試合中でもキャラの変更は可能なので、チームに不足している要員が誰なのかを判断するスキルが問われるぞ。

たまにあるんだ……。タンクとサポートが不足していますとシステムに言われているのに、誰もがそれを選ぼうとせず膠着することが。自分が選べばいいだろうと言われたらそうなのだが、役割が2つ不足している場合は自分だけの判断ではどうやっても補えない。

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▲英語版の画像になるが、同じキャラが多すぎる・タンクがいない・サポートがいないと、警告が3つも出ている。オーバーウォッチはキャラ同士の相性差が激しいので、これで勝つのは至難の業だろう。ここまで最悪なケースは滅多に見ないけども。

偏ったチーム編成で勝てれば文句はないが、仲間がろくに適した動きをせずに犬死にを繰り返して負けた日には、さすがに文句の一つも言いたくなる。そこまで頻繁に出くわすわけでもないが、メンツによっては試合前から負けを覚悟するときもある。

途中抜けはできないの?

試合が始まってから抜けるとペナルティが発生し、以後しばらくは取得経験値が激減する。後から地雷チームだと思ってももう遅い。

と、チーム戦ゆえのストレスもあるということだ。自分一人で巻き返せるだけの腕前があり、そういうゲームが好きな人には窮屈かもしれないな。勝つも負けるも連帯責任だ

また、このゲームはオンライン専用であり、かつPvP(Player vs Player。プレイヤー同士の対戦)がメインであるということだ。一人でのんびりとか、仲間と共にCPUの敵を打ち倒すようなゲームではない。友達と一緒にパーティを組んで挑む遊び方はできるものの、家のテレビで画面分割するようなことはできないぞ。

ステータスの成長や、武器の解禁要素は?

ない。オンライン専用のスマブラみたいなもんだと思ってもらえると理解が早いのではないかな? 面白さのコアはしっかりしてるが、飽きが来ないかが当面の不安材料かな。

うーん、確かにただ戦うだけだとマンネリが来そうだなあ。

一応、キャラのコスチュームや、戦闘中に再生できるボイス、壁にペイントできるスプレーなど、遊び要素の解禁は合計で1000を超える。レベルが上がる度にランダムでどれかが解禁されていくので、地道に収拾していく楽しみは長期的に用意されているぞ。

とはいえ、やればやるほど強い武器が手に入るといった要素はない。プレイ時間で差が開かないと捉えるか、深みがないと捉えるかは人次第だろうな。

まとめ

良いところ
チームワークが重要なので、連携を取って勝てた時はかなり爽快

エイムだけに留まらない活躍が用意されている

悪いところ
個々が上手くても、連携が足りないと勝つのは難しい

オンライン専用で成長要素がない

まとめるとこんなところ。初心者でも無双できるとまでは言わないが、個人的にはCoDで苦い思いをした人にこそ手にとってほしいゲームだ。

やたらCoDを引き合いに出しますね……。

本当に対照的だからな。俺自身はCoDも楽しめたし、あれにはあれの良さがあるが、オーバーウォッチは今までの対戦型FPSの中ではかなり異彩を放っている。

やってみると分かるが、一部スナイパーを除き、精密な射撃ができないんだ。大雑把に弾をばら撒いて、後はそれをスピードでかわすキャラもいれば、正面から受け止めて無力化するキャラもいて、それを回復するキャラもいる。銃を武器にRPGのパーティ同士で対戦している感覚と言えば少しは伝わるかなあ。

味方のサポートで貢献できるなら、撃ち合いが苦手な人でも活路はたくさんありそうだね。

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