発売間近! サイコブレイクはP.T.を超えるホラーゲームになりうるか?


バイオハザードを生んだ三上真司氏による、最新作のサバイバルホラー『サイコブレイク』。いよいよ発売日の10月23日が迫ってきたな。

面白そうではあるんだけど、どうしても最近だと『P.T. サイレントヒル』のインパクトが強すぎるんだよね……。サイコブレイク的には、ちょっと話題を持っていかれた感じがしない?

▼当ブログでも取り上げた、『P.T. サイレントヒル』。

【動画あり】PS4にて配信中の、サイレントヒル体験版『P.T.』をプレイ。怖すぎて断念……。

ちょっとどころか、完全に話題をかっさらわれただろ。発売を目前にしてこの静けさ。泣けるぜ……。

嵐の前の静けさってことにしておこうよ……。

P.T.とサイレントヒル、どちらが怖いか?

さて、記事タイトルは「サイコブレイクはP.T.を超えるホラーゲームになりうるか?」なので、もっと深いところまでズケズケと比較していきますよっと。

なんでこう、他の人が大声で言いたがらないことに突っ込むのかねあなたは。

いや、読者の方もそういうの求めてるんじゃないのかなって。他のところで書けそうな話題なら、わざわざウチの記事読まないでしょ。

まあいいか……で、シオンは、サイコブレイクがP.T.より怖くなると思ってるの?

無理じゃね? どう考えてもP.T.の方が怖いじゃん。

貴重なコメント、ありがとうございました。それではまた今度! 来週も、サービスサービスゥ!

待ってくれ、理由も語らせてくれ……!

とは言うものの、「怖さ」というものは数値で表せるものではないので、どっちが怖いかなんてその人のフィーリングで決めるしかない。
少なくとも、怖さの点においてはP.T.の方が優れているように感じた。

小島監督も「P.T.は怖すぎて挫折してしまうことが理想です」と語っている。それもそのはず、あれは「プレイアブルティザー」だからな。

宣伝用のゲームであり、お客さんに買わせて長期的に楽しんでもらうためのバランスになっていない。とにかく怖いと思わせて、プレイヤーの頭にP.T.の名前を焼き付けることが目的ってことだ。

確かに、シオンも「怖すぎてもうクリアまで続けられない」って、私に泣き言をこぼしていたよね。

シーッ!!

ホラー「ゲーム」としてのサイコブレイク

怖さの点では、P.T.の方が上だろう。「プレイを断念してしまうことが理想」なんて、プレイアブルティザーだからできる芸当だものな。

サイコブレイクでそれをやっても、早々に売られて終わりだよね。

うむ。サイコブレイクは、「とにかく極限まで怖がらせればいい」ってわけではない。怖いと思いながらも面白い、もっとやりたい」と思わせることの方が重要なわけだ。

ふ~む。それは分かったけど、具体的にどんなことに気をつければ面白くなるのかな。

その答えは、クリエイターによって様々な答えが得られるだろうけど……三上氏は「怖がらせた敵を、ボコしてすっきりさせるところまでがワンセット」と答えている。

分かったような、分からないような……。

要は、「怖い思いをする」 → 「倒してスッキリする」と、プレイヤーの感情にメリハリを与えているんだよ。怖がってばかりじゃ、いずれ心が折れてしまう。たまに緊張の糸をゆるめてホッとできるタイミングを用意しないと、疲れてしまうわけだ。

未プレイの人は申し訳ないが、三上氏が手がけた「バイオハザード4」を思い返してみよう。基本的に倒せない敵はいなかったはずだし、苦労して倒せた時は思わずため息がもれるほどの安心感を得られたはず。

他にも、武器商人がいる場所には青い炎の松明を設置して「敵がいない安全エリアだよ」と暗示してくれていたり、敵のラッシュがあった後は、敵がほとんどいない通路を歩かせて安心させたりと、緊張と安心のバランスに、とにかく気を使っていたことが分かる。

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▲サイコブレイクの作者が手がけた「バイオハザード4」。アクション性の高いホラーゲームとして、全世界で高い評価を得ている。

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▲たまに挿入される、敵との無線通信。アメリカンジョーク全開の会話で、緊張を和らげてくれる。

こうした些細な気配りのおかげもあって、バイオ4は中毒性の高いサバイバルホラーとして高い評価を受けた。

一歩間違えれば、緊迫感を損ねるシラけた演出になるよね。絶妙だったんだな~。

話が逸れてしまったが……。サイコブレイクも「サバイバルホラー」ではあるものの、目的はプレイヤーの心をくじかせることではない。怖がりながらもプレイを続けて、楽しんでもらうことを目的にしているはずだ。

「ただ怖がらせるだけなら、サイレントヒルなどのもっと優秀なタイトルがありますよね?」と、三上氏はそう語っているぞ。

挑戦状とも取れる発言だなあ……。P.T.は、その挑戦に答えたとも言えるけど。

まあ、カプコンにいた頃から問題発言が多かったクリエイターの1人だからな。

そういうわけで、怖さを徹底追求したP.T.の方が、怖いのは確か。でも、ゲームとして何度も遊びたいと思えるシステム・バランスかどうかに関しては、サイコブレイクの方が上になるんじゃないかと見ている。

結局、どんなゲームにせよ、楽しめなくては意味がない。P.T.は楽しませることを目的としていないから、比較すると極端な意見になってしまうのは当たり前なのかもな。

自ら率先して比較したのはシオン君ですけどね。

いやまあ、そうだけど。たまにTwitterでもちらほら比較している人を見るしなあ。みんな内心、比較してたんじゃないすか? 違います? 違うならごめんなさい。

俺は、怖がらせた先にボコしてスッキリという、三上氏の提唱するゲームデザインにのめり込んだことがあるからな。バイオ4はまさしくそんなゲームだったし、そのバイオ4をオマージュした「Dead Space」も同じテイストだった。

サイコブレイクも、買って遊んでみるまで断定はできないが、少なくとも製作者の発言を信じるなら面白そうだ。バイオやDead Spaceにハマれたなら、おすすめなんじゃないかなと思いました。

結局、シオンは予約したの?

当然。予約特典でゴアモード(残虐規制を解除するモード)があるからな。後からじゃ手に入らないし。

ぐぬぬ。この手のホラーって、グロ表現を規制されるだけでだいぶシラけちゃうんだよね。メーカーもセコい真似をしてくるなあ。

ホラーにグロの妥協は論外! と思う人は予約すればいいし、いやいやグロとか勘弁と思うなら後で買えばいいさ。俺は前者なので予約しちまいました。


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2件のフィードバック

  1. 粘膜玉子 より:

    結局ゴアモードでも規制はあるんだよなぁ…

    • 弓猫 弓猫チャンネル より:

      そうなんですよねー。特に、主人公は人間なだけあって、死亡演出にかなり規制を受けるのが残念です。あんな死に方したくない!って思えませんからね。

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